葬儀は、故人の遺族や知人などが故人の冥福を祈り、故人を葬る儀式です。そんな葬儀は、喪主などが挨拶する機会があります。人前で話することが苦手の方でも、心を込めて挨拶することにより、良いものとなりますので、心を込めてしっかりと行いましょう。
時間は長すぎても、短すぎても失礼になりますので、三分ほどを目安に行いましょう。また、忌み言葉などを使用しないように気をつけましょう。内容としては、故人への悲しみを述べて、人柄を振り返り、業績を讃えましょう。
そして、参列者への感謝の言葉を添えましょう。人前で緊張しやすく、忘れてしまいそうな方は、メモを見ながらでも問題はありませんので、メモを見ながらでも良いので、心をしっかりと込めて行い、故人がこの世に未練なく、あの世へ行って、浮かばれるようにする勤めがあります。
葬儀後に忘れずにやらなければいけないのは、葬儀でお世話になった人たちへの挨拶です。挨拶は喪主が直接出向くのが基本で、喪服を着て行くのが正式です。ただ、最近は喪主の配偶者が出向くことが多く、喪服ではなく地味めの服装が普通になりました。
時代ですからこれでいいのでしょうが、礼儀にかかわることです。できる限り正式な形で行うようにしましょう。世話役代表などに挨拶に行く場合は、もちろんですが手ぶらではいけません。志と表書きした菓子折りなどを持参し、しっかりとお礼を述べることです。
また、意外と忘れがちなのが、故人の勤務先へのあいさつです。なるべく、勤務先へ出向いてあいさつをするようにしましょう。ただし、出向く前にアポイントを取らなければいけません。また、死亡届などを提出する必要があるので、書類や印鑑を持っていくようにしましょう。